ウコ・ヴァレー
Valle de Uco
I.G.バジェ・デ・ウコ。下位に村名I.G.(グアルタジャリー、ラ・コンスルタ、パラヘ・アルタミラ、サン・パブロ等)。パラヘ・アルタミラは石灰質土壌の特徴で認証された地理的表示。
メンドーサ市の南西に位置する高標高の冷涼地で、海抜860〜1,610m、年間平均気温14.2℃。1990年代後半からアンデス山麓の扇状地に標高の高い畑が開拓された。トゥプンガト、トゥヌジャン、サン・カルロスの総称。マルベックを軸にシャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー等が植わる。ウコ・ヴァレーのマルベックはストロベリーなど新鮮なフルーツのアロマとスパイシーで繊細な味わいが特徴。グアルタジャリーやパラヘ・アルタミラなど、土壌特性で認証された小区画I.G.(クリュI.G.)が注目される。
試験頻出ポイント
- メンドーサ市の南西に位置する高標高の冷涼地で、海抜860〜1,610m、年間平均気温14.2℃
- トゥプンガト、トゥヌジャン、サン・カルロスの総称
- 1990年代後半からアンデス山麓の扇状地に標高の高い畑が開拓された
- ウコ・ヴァレーのマルベックはストロベリーなど新鮮なフルーツのアロマとスパイシーで繊細な味わいが特徴
- パラヘ・アルタミラは石灰質土壌の特徴で認証されたクリュI.G.。2019年に生産者団体PiPAが発足
気候風土
メンドーサ市の南西にあり、海抜860〜1,610m、年間平均気温14.2℃の高地の冷涼地である。古くからマルベックとセミヨンが栽培されていたがブドウ畑は多くなかった。1990年代後半から、とりわけ標高の高い畑がアンデス山麓の扇状地に開拓され、マルベックに加えシャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーなどが植えられた。
主要産地
初めは北部のトゥプンガトが代名詞だったが、その後トゥヌジャン、サン・カルロスの西側斜面に急速に畑が広がり、3地区を総称してウコ・ヴァレーと呼ぶようになった。今ではグアルタジャリー、ロス・アルボレス、ビジャ・セカ、ビスタ・フローレス、ラ・コンスルタ、パラヘ・アルタミラなどの小さな村名I.G.(クリュI.G.)が紹介されるようになっている。2019年12月にはウコ・ヴァレーで最も標高の高いI.G.サン・パブロが新たに認証された。
土壌
ウコ・ヴァレーはアンデスから流れ出た水が土砂や岩石を運んでできた扇状地がいくつも並ぶ。なかでもパラヘ・アルタミラは行政区画ではなく土壌研究の結果その特徴が著しいことで認証された地理的表示で、土壌に石灰質が層を成しているのが特徴である。標高1,000m以上の高地にあり、ここで生産されたマルベックはとても個性的とされる。
主なスタイル
ウコ・ヴァレーのマルベックはストロベリーなど新鮮なフルーツのアロマとスパイシーで繊細な味わいが特徴で、フローラルでパワフルなものが多いルハン・デ・クージョのマルベックと好対照をなす。2019年にはI.G.パラヘ・アルタミラの小規模生産者がPiPA(Productores Independientes de Paraje Altamira)を創設し、地域と畑の個性を主張する時代が始まった。
主要ブドウ品種
- マルベック
- シャルドネ
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- メルロ
- シラー
- セミヨン
