クナワラ
Coonawarra
G.I.クナワラ(Region)。ライムストーン・コースト(Zone)に含まれ、テラ・ロッサ土壌で知られる。G.I.は2002年に策定され、規則上の範囲は歴史的中心域より広い。栽培面積は約5,800ha(2022年)。
クナワラは豪州を代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地。南オーストラリア州南東端に位置し、1890年にJohn Riddochが最初のブドウを植えた。鉄分の酸化で赤くなった表土と、その下に連なる石灰岩質ローム層の組み合わせをもつテラ・ロッサ土壌が南北16km・東西2kmの葉巻型の中心域(テラ・ロッサ・リッジ)に分布し、カベルネに好適とされる。海の影響を受ける海洋性気候で湿度の低い涼しい夏が果実を完熟させ、濃厚で清涼感のあるカベルネ・ソーヴィニヨンを生む。
試験頻出ポイント
- 豪州を代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地。
- 1890年にジョン・リドックが最初のブドウを植えた。
- 葉巻型の中心域に分布するテラ・ロッサ土壌がカベルネに好適とされる。
- ライムストーン・コースト(Zone)に含まれる。
- G.I.は2002年に策定され、規則上の範囲は歴史的中心域より広い。
歴史
南オーストラリア州南東端に位置し、1890年にスコットランド人ジョン・リドックが最初のブドウを植えペノラを開拓した。豪州を代表するカベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地として発展し、G.I.は2002年に策定された。
土壌
鉄分の酸化で赤くなった水はけのよい表土と、その下に深く連なる石灰岩質ローム層を組み合わせたテラ・ロッサ土壌が、南北16km・東西2kmの葉巻型の中心域(テラ・ロッサ・リッジ)に分布する。海の有機物が石灰岩化して堆積し、氷河期に陸地化する過程で粘土中の鉄分が酸化して表土が赤くなった。中心域外は表土が黒や灰色に変わりブドウが完熟しにくい。
主なスタイル
海から直線60km程度の海洋性気候で、湿度の低い涼しい夏が果実を完熟させる。カベルネ・ソーヴィニヨンは濃厚な甘美さに独特の柔らかいミネラル感と清涼感を備える。シラーズは胡椒のニュアンスをもつミディアムボディ、石灰岩上のシャルドネも適している。
主要ブドウ品種
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- シラーズ
