ヤラ・ヴァレー
Yarra Valley
G.I.ヤラ・ヴァレー(Region)。栽培面積は約2,900ha(2022年)で赤ワイン用品種が約3分の2。Valley FloorとUpper Yarra Valleyのエリア差がある。
ヤラ・ヴァレーはメルボルンから約60kmのヴィクトリア州を代表する産地で、日帰りワインツーリズムが盛ん。1838年に州で最初のワイン用ブドウが植えられ、Mount MaryやYarra Yeringなど名門が産地を再興した。Moet & Chandonが1986年にChandon Australiaを設立した瓶内二次発酵スパークリングの拠点でもある。やや大陸性で寒暖差が大きく、標高の低いValley Floorはボルドー系黒ブドウやシラーズに、より涼しいUpper Yarra Valleyはピノ・ノワールとシャルドネに適する。
試験頻出ポイント
- メルボルンから約60kmのヴィクトリア州を代表する産地で、日帰りワインツーリズムが盛ん。
- 1838年に州で最初にワイン用ブドウが植えられた。
- モエ・エ・シャンドンが1986年にChandon Australiaを設立した。
- 標高の低いValley Floorと涼しいUpper Yarra Valleyでエリア差がある。
- 栽培面積は約2,900ha(2022年)で赤ワイン用品種が約3分の2。
歴史
1838年にヴィクトリア州で最初のワイン用ブドウが植えられたが、産地は1921年にいったん途絶えた。1960年代以降、Yarra YeringやMount Maryなどの名門が産地を再興した。モエ・エ・シャンドンは1986年にChandon Australiaを設立し、瓶内二次発酵スパークリングの拠点ともなった。
気候風土
やや大陸性で昼夜の寒暖差が大きい。標高の低いValley Floor(標高100〜250m)は比較的温暖でボルドー系黒品種やシラーズに適し、より涼しいUpper Yarra Valley(標高250〜360m)はピノ・ノワールとシャルドネに適する。近年は遅霜被害が頻発している。
土壌
Valley Floorはグレーや茶褐色の植壌土で果実感豊かで柔らかいワインを、Upper Yarra Valleyは古生代の海由来のシルトストーンや頁岩で堅牢で酸の高いワインを生む。
主要ブドウ品種
- ピノ・ノワール
- シャルドネ
- シラーズ
- カベルネ・ソーヴィニヨン
