ズュートシュタイヤーマルク
Südsteiermark
ズュートシュタイヤーマルクD.A.C.(2018年ヴィンテージから白)。認可品種はシュタイヤーマルク3D.A.C.共通の8品種とそのブレンド。Ortsweinは指定5村(Kitzeck-Sausal、Eichberg、Leutschach、Gamlitz、Ehrenhausen)から。残糖は最高4g/L(リースリングとトラミーナーはトロッケン)。
ズュートシュタイヤーマルクは急斜面が続く標高の高い丘陵地帯で、畑は驚くほどの急こう配。尾根を通るワイン街道の両脇にブッシェンシャンクが並ぶワインツーリズムの中心地でもある。土壌は砂岩、粘板岩、泥灰岩、石灰岩と多様。地中海気候の影響による降水量の多さがしっとりした味わいを、夜間の低温がしっかりした酸と香り高さをもたらし、ソーヴィニヨン・ブラン、モリヨン、ゲルバー・ムスカテラーが成功している。南部で目立つオポックと呼ばれる泥灰岩は、フリウリのコッリオのポンカやスロヴェニアのオポカと同じ土壌である。
重要ポイント
- シュタイヤーマルク最大のD.A.C.で、急斜面の続く標高の高い丘陵地帯
- 土壌は砂岩、粘板岩、泥灰岩、石灰岩と多様
- ソーヴィニヨン・ブラン、モリヨン、ゲルバー・ムスカテラーが成功
- 南部の泥灰岩オポックはフリウリ・コッリオのポンカ、スロヴェニアのオポカと同じ
気候風土・土壌
急斜面が続く標高の高い丘陵地帯で、畑は驚くほどの急こう配である。地中海気候の影響を受けた降水量の多さがしっとりした味わいを、夜間の気温の低さがしっかりした酸と香り高さをもたらす。尾根を通るワイン街道の両脇にはブッシェンシャンクが並び、ワインツーリズムの中心地となっている。
品種・スタイル
現在はソーヴィニヨン・ブランの産地として知られるが、戦後の貧困から脱するべく高品質化に取り組む中で見い出された品種であり、歴史的にはヴェルシュリースリングが主要品種であった。南部の畑で目立つオポックと呼ばれる泥灰岩は、旧オーストリア帝国領フリウリのコッリオのポンカ、スロヴェニアのオポカと同じで、ワインにも類似性がある。ただし緯度・標高ともにズュートシュタイヤーマルクの方が高く、アルコールと酸の表現は異なる。
ワイン法・格付け
ズュートシュタイヤーマルクD.A.C.(2018年ヴィンテージから白)。Ortsweinは指定5村(Kitzeck-Sausal、Eichberg、Leutschach、Gamlitz、Ehrenhausen)それぞれから。残糖はGebietswein・Ortsweinともに最高4g/L(リースリングとトラミーナーはトロッケン)。
主要ブドウ品種
- ソーヴィニヨン・ブラン
- モリヨン
- ゲルバー・ムスカテラー
- ヴェルシュリースリング