ノヴァ・スコシア
Nova Scotia
V.Q.A.は未採用だが、2012年に州初のワイン・アペレーションTidal Bayが正式承認された。Tidal Bayは100%ノヴァ・スコシア産ブドウを用い、L’Acadie・Seyval・ヴィダル・Geisenheim 318が合計51%以上、アルコール度数11%以下で、ブラインド・テイスティングを含む品質評価に合格したもののみ名乗れる。
カナダ北東部、三方を大西洋に囲まれた北緯44〜46度の半島州。全体に非常に寒冷で冬の降雪量も多く、越冬のためブドウ樹を土で覆う必要がある。すべてのブドウ畑が海から20km以内にあり、フレッシュな酸と海由来のかすかな塩気を感じる白ワインが多い。州独自のアペレーションTidal Bayはアロマティックで冷涼気候を表す白ワインのスタイルで、L’Acadie・Seyval・ヴィダル・Geisenheim 318が主体。瓶内二次発酵方式の高品質スパークリングワインでも高く評価される。
試験頻出ポイント
- カナダ北東部、シグネクト地峡で大陸につながる北緯44〜46度の半島州で、三方を大西洋に囲まれる。
- 全体に非常に寒冷で冬の降雪量も多く、越冬のためブドウ樹を土で覆う必要がある。
- すべてのブドウ畑が海から20km以内にあり、フレッシュな酸と海由来のかすかな塩気を感じる白ワインが多い。
- 州独自のアペレーションTidal Bayは2012年に州初のワイン・アペレーションとして正式承認された。
- L’Acadie・Seyval・ヴィダル・Geisenheim 318が主体。瓶内二次発酵方式のスパークリングワインで高評価。
気候・土壌
三方を大西洋に囲まれた半島で、全体的には非常に寒冷な気候。冬の降雪量も多いため越冬のためにブドウ樹を土で覆う必要がある。ノーサンバーランド海峡沿いやファンディ湾側のアナポリス・ヴァレーなどは大海に面していないためやや柔和な気候となる。土壌は砂岩、粘板岩が混合した古代の海底由来の土壌。ブドウ栽培面積は約400haで、すべてのブドウ畑が海から20km以内にある。
Tidal Bay(規定)
2012年にNova Scotia Winery Association(現Wine Growers Nova Scotia)によって正式承認された、ノヴァ・スコシア州初のワイン・アペレーション。世界で最も潮の満ち引きが大きいノヴァ・スコシアの海に由来する名で、冷涼気候を表すアロマティックでフレッシュな白ワインのスタイル。100%ノヴァ・スコシア産ブドウを用い、L’Acadie・Seyval・Vidal・Geisenheim 318が構成の主体(合計51%以上)、アルコール度数は11%以下。州内生産者が造ったワインがブラインド・テイスティングを含む品質評価に合格したもののみ名乗れる。2022年からは250mLサイズの瓶も採用されている。
品種・スパークリング
主要栽培品種は、白がAcadie Blanc、Vidal、Seyval Blanc、Geisenheim 318、赤がMaréchal Foch、Lucie Kuhlmann、Léon Millotなど。ヴィニフェラ種ではMuscat、Riesling、Chardonnay、Pinot Noirが徐々に植えられている。最も高く評価されているのはスパークリングワインで、代表的な生産者にBenjamin Bridge、Domaine de Grand Préがある。瓶内二次発酵方式のスパークリングは、ブラインド・テイスティングで著名なシャンパーニュより高評価されることもあるという。
主要ブドウ品種
- ヴィダル
- リースリング
- シャルドネ
- ピノ・ノワール
