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イストラ

Istria

P.D.O.(イストラ)に属し、北西部モミャンのマスカットはムシュカト・モミャンスキ(Moscato di Momiano)として特別単一P.D.O.に登録されている。

スロヴェニアにまたがるイストラ半島の大部分を占める沿岸産地で、温暖な地中海性気候のもと1000年以上にわたりワイン造りが続く。代表品種は白のマルヴァジヤ・イスタルスカで、海岸沿いの赤土はフルーティで成熟した魅力を、内陸の白い泥灰岩はミネラルとフラワリーな個性を与える。黒系では高い酸度をもつテランが造られ、トリュフや牡蠣の名産地としても知られる。ヴィニストラ協会の活動で品質が向上し、輸出の最重要産地となった。

試験頻出ポイント

  • 1000年以上にわたりワイン生産が盛んな沿岸産地で、主要生産地は半島北西部の丘。7つの観光用ワインロードが整備され、ウマグやブイエでは海岸線近くに畑がある。
  • この地を代表するのは白のマルヴァジヤ・イスタルスカと、黒ワインが造られるテラン。マルヴァジヤは1990年代の新世代の挑戦を経て、2000年代から国際的に高く評価されるようになった。
  • 北西部モミャンのマスカットは2021年にムシュカト・モミャンスキ(Moscato di Momiano)として特別単一P.D.O.に登録された。
  • イストラはトリュフや牡蠣の名産地でもあり、燻製にしないプルシュト生ハムの2大産地の一つである。

品種

マルヴァジヤの性格は栽培地の気候や土壌で大きく異なる。西部海岸沿いは地中海性気候で赤土が中心、海風に恵まれフルーティで成熟した魅力をもつ。イストラ中央部は大陸性に近い気候で夜の冷え込みが厳しく霧も多く、土壌は白い土と呼ばれる泥灰岩が中心で、ミネラルとフラワリーな香りが特徴となる。テランも高い酸度をもち、正しく栽培されると紫がかった深い色とシダの葉や黒スグリのような香り、豊かなタンニンによる長い余韻をもつ。

主要産地

この20年余りで教育や施設への投資が進み、「イストラ品質」といわれるほどクオリティが向上した。1995年に結成されたヴィニストラ協会が教育やマーケティングで重要な役割を果たし、マルヴァジヤは観光客にも人気で輸出の最重要品目と位置づけられる。シャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ムシュカトなどの国際品種も多く栽培される。

主要ブドウ品種

  • マルヴァジヤ・イスタルスカ
  • テラン
  • シャルドネ
  • メルロ