アルザス・ロレーヌ地方
Alsace / Lorraine
AOCアルザス/アルザス・グラン・クリュ(51区画)/クレマン・ダルザス
フランス北東部、ヴォージュ山脈とライン川に挟まれた地域で、山脈の雨陰効果により乾燥し日照に恵まれる。土壌は花崗岩・石灰岩・砂岩・泥灰土など極めて多様。アロマティックな白ワインが中心で、原則として単一品種を表示し、細長いフルート瓶を用いる。遅摘みのヴァンダンジュ・タルディヴや貴腐のセレクション・ド・グラン・ノーブルといった甘口も産する。
試験頻出ポイント
- ライン川西岸、ヴォージュ山脈東麓。雨陰効果で降水量が少なく乾燥
- 土壌はモザイクと表現されるほど多様(花崗岩・石灰岩・泥灰岩・砂岩・片岩・火山性)
- Alsace Grand Cruは51のリュー・ディ。原則Riesling、Gewürztraminer、Pinot Gris、Muscat
- 遅摘みのVendanges Tardives、貴腐由来のSélection de Grains Noblesが甘口表示
- 高貴品種50%以上をブレンドするGentil、複数品種ブレンドのEdelzwicker表示
品種
Riesling(辛口で酸とミネラルを重視する代表品種)、Gewürztraminer(芳香が強く辛口から甘口まで)、Pinot Gris(豊かなボディと熟度)、Muscat(à Petits GrainsとOttonel)の白が中心。Pinot Blanc/AuxerroisはA.O.C. AlsaceやCrémant d Alsaceで重要、SylvanerはZotzenbergなど一部グラン・クリュで重要。Pinot Noirの赤・ロゼも造られる。品種名表示が基本。
主なスタイル
A.O.C. Alsaceは品種名表示を中心とした白・ロゼ・赤。Crémant d Alsaceは瓶内二次発酵の発泡性ワインで、Pinot Blanc、Auxerrois、Riesling、Pinot Gris、Chardonnay、Pinot Noirなどを用いる。ロレーヌ地方にはA.O.C. Moselle(白・ロゼ・赤)やGris de Toulで知られるCôtes de Toulがある。
主要ブドウ品種
- リースリング
- ゲヴュルツトラミネール
- ピノ・グリ
- ミュスカ
- ピノ・ブラン
- シルヴァネール
- ピノ・ノワール
