カヘティ
Kakheti
ジョージアの32あるP.D.O.のうち20がカヘティに集中する。アラザニ川流域のShida-Kakheti(インナー・カヘティ)と、ゴンボリ山脈南西側のGare-Kakheti(アウター・カヘティ)に大別される。代表的なP.D.O.にツィナンダリ、クヴァレリ、ムクザニ、キンズマラウリなどがある。
カヘティはジョージア東部に位置し、国の総生産量の8割以上を担う最重要産地。北東をロシア、南をアゼルバイジャンと接し、アラザニ川とイオリ川が流れる。大コーカサス山脈から吹き抜ける冷気で西部より乾燥した大陸性気候となり、年間日照3,800〜4,000時間と恵まれる。白のルカツィテリ、ムツヴァネ・カフリ、キシ、黒のサペラヴィが主力で、クヴェヴリによるアンバーワインの伝統が色濃く残る。
試験頻出ポイント
- ジョージアで最も重要なワイン産地で、国の総生産量の8割以上を担う東部の産地。
- 32あるP.D.O.のうち20がカヘティに集中する。
- 年間日照時間3,800〜4,000時間、年間平均降水量600〜800mm、平均気温18.5度の乾燥した大陸性気候。
- アラザニ川流域のShida-Kakheti(インナー・カヘティ)と、ゴンボリ山脈南西側のGare-Kakheti(アウター・カヘティ)に大別される。
- 主要品種は白のルカツィテリ、ムツヴァネ・カフリ、キシ、ヒフヴィ、黒のサペラヴィ、タヴクヴェリ。
気候風土
北東をロシア、南をアゼルバイジャンと接し、北東部にアラザニ川、南西部にイオリ川が流れる。北の大コーカサス山脈から吹き抜ける冷気により国の西部より乾燥している。土壌は沖積層の粘土ロームに石灰岩のサブソイルが主体で、一部のP.D.O.ではスレートと片岩が個性を生む。
産地区分
Shida-Kakheti(インナー・カヘティ)はゴンボリ山脈北側のアラザニ川両岸と流域に広がり、Gare-Kakheti(アウター・カヘティ)はゴンボリ山脈南西側の斜面、イオリ川流域に広がる。多くのワインはヨーロッパ式で造られるが、大規模ワイナリーもクヴェヴリワインの伝統を大切にし、手間をかけて少量生産している。
主要P.D.O.
辛口白のツィナンダリ(1886年から)、サペラヴィの力強い辛口赤ムクザニ(1893年から)、唯一カベルネ・ソーヴィニヨンから造る赤テリアニ(1893年から)、サペラヴィの半甘口赤キンズマラウリ(1942年から)など個性的なP.D.O.が並ぶ。アクメタやキシ・マグラアニなどアンバーワインのP.D.O.も知られる。
品種
白はルカツィテリを筆頭にムツヴァネ・カフリ、キシ、ヒフヴィが用いられ、ヨーロッパ式とクヴェヴリ醸造の両方で造られる。黒はサペラヴィが主力で、タヴクヴェリやカベルネ・ソーヴィニヨンも栽培される。
主要ブドウ品種
- サペラヴィ
- ルカツィテリ
- ムツヴァネ
- キシ
