サントリーニ
Santorini
P.D.O. Santorini(白・辛口)。ヴィンサント(甘口)、ニクテリ(辛口・アルコール13.5%以上)を含む。
サントリーニはエーゲ海キクラデス諸島南端の火山島で、ギリシャを代表する白ワイン産地。P.D.O. サントリーニはアシルティコ100%、またはアシリ・アイダニとのブレンドで造る極辛口白。火山性の砂地土壌は有機物が少なくフィロキセラが生息できないため、平均樹齢50年超の自根古木が残る。強風から守るため地を這うバスケット状のクルーラ仕立てが特徴。キレのある酸・柑橘・ミネラルが持ち味。天日干しブドウの甘口ヴィンサント(糖度370g/L以上・樽熟24ヵ月以上)、辛口のニクテリも産する。2018年に伝統的ブドウ栽培が無形文化遺産に登録された。
試験頻出ポイント
- P.D.O. サントリーニはアシルティコ100%、またはアシリ・アイダニとのブレンドの極辛口白
- 火山性の砂地土壌は有機物が少なくフィロキセラが生息できず、平均樹齢50年超の自根古木が残る
- 強風から守るため地を這うバスケット状のクルーラ(Kouloura)仕立てにする
- ヴィンサントは天日干しブドウの甘口白で、糖度370g/L以上・樽熟成24ヵ月以上
- ニクテリは辛口白でアルコール13.5%以上・樽熟成3ヵ月以上。夜に収穫・圧搾した伝統に由来する
- 2018年に伝統的ブドウ栽培がギリシャのワイン産地として初めて無形文化遺産に登録された
気候風土
キクラデス諸島南端の火山島で、紀元前1700年頃の大噴火で形成されたカルデラの外輪山にあたる。非常に乾燥した地中海性気候で、生育期は強い風が吹き、年間降水量は約370mmと少ない。病害虫リスクが低く、収量は世界有数に低い。
主なスタイル
ヴィンサントを除けば極めて辛口で、キレの良い酸・柑橘系の香り・ミネラル風味を備える。甘口の伝統ワインがヴィンサント(中世のVino di Santoriniに由来し、イタリアのヴィン・サントとは別系統)、樽熟成を経た辛口がニクテリ。
品種
主役はアシルティコで、暑い地域でも酸を維持し、厚い果皮で乾燥・病害虫に強い。ブレンドにはフローラルなアイダニや、新鮮でソフトな酸のアシリが使われる。
主要ブドウ品種
- アシルティコ
- アシリ
- アイダニ
