セントラル・オタゴ
Central Otago
G.I.(地理的表示)。サブリージョンのうちバノックバーンが2022年に当地初のサブG.I.として登録された。他のギブストン・ヴァレーやクロムウェル等はG.I.ではない地域内サブリージョン。
南緯45度以南に位置する世界最南端級のワイン産地で、ニュージーランドで唯一の半大陸性気候をもつ。昼夜の寒暖差が大きく、サザン・アルプスが西からの悪天候を遮り降雨は冬に偏る。栽培地を厳選することで力強さとフィネスを兼ね備えたピノ・ノワール産地として発展し、栽培面積の8割以上をピノ・ノワールが占める。土壌の基盤は石英を含む硬いシストで有機物が乏しく、有機・バイオダイナミック栽培の生産者が多い。ギブストン・ヴァレー、バノックバーン、クロムウェル、ベンディゴ、ワナカ、アレクサンドラなどのサブリージョンをもつ。
試験頻出ポイント
- 南緯45度以南に位置する世界最南端級のワイン産地で、ニュージーランドで唯一の半大陸性気候をもつ
- 2024年の栽培面積は2,163ha。ピノ・ノワールが1,765haで8割以上を占める
- バノックバーンが2022年に当地初のサブG.I.として登録された(他のサブリージョンはG.I.ではない)
- 土壌の基盤は石英などを含む硬いシストで有機物が乏しく、有機・バイオダイナミック栽培の生産者が多い
- 1997年初収穫のフェルトン・ロードが国際評価を高めた
気候風土
昼夜の寒暖差が大きく、サザン・アルプスが西からの悪天候を遮り、降雨は冬に偏る。厳しい条件ながら、栽培地を厳選することで力強さとフィネスを兼ね備えたピノ・ノワール産地として発展した。
土壌
基盤は石英などを含む硬いシスト(片岩)で有機物が乏しい。長期的な栽培持続性のため、有機栽培やバイオダイナミックを早くから導入する生産者が多い。ピノ・ノワールではディジョン・クローンに加え、骨格をもたらすDRCエイベル・クローンも見直されている。
サブリージョン
ギブストン・ヴァレーは最も標高が高く冷涼で繊細・軽め。バノックバーンとクロムウェル、ローバーンは深いレス土壌や砂で暖かく乾燥し、柔らかな骨格と丸み、黒系果実をもつ象徴的スタイル。ベンディゴは最も温暖な一つで色が濃くスパイスとミネラルが強い。ワナカ、アレクサンドラなどもある。
主要ブドウ品種
- ピノ・ノワール
- ピノ・グリ
- シャルドネ
- リースリング
- ソーヴィニヨン・ブラン
