マールボロ
Marlborough
G.I.(地理的表示)。サブリージョンはワイラウ・ヴァレー、サザン・ヴァレーズ、アワテレ・ヴァレー(G.I.ではない)。2018年にAppellation Marlborough Wine(AMW)が商標登録され、100%マールボロかつサステナブル認証畑のブドウ・国内瓶詰めを保証する。
南島北東端、南緯42度に位置する国最大の産地で、国全体の栽培面積の7割以上・生産量の約79%を占める。クック海峡に面し、リッチモンド山脈とウィザー・ヒルズが強風や悪天候から畑を守る。日較差が大きく晴天が多く乾燥し、水はけのよい土壌に恵まれる。栽培面積の8割以上をソーヴィニヨン・ブランが占め、パッションフルーツやグアバ、カットグラス、ハーブ香をもつスタイルが国際的名声を確立した。ピノ・ノワールや伝統製法スパークリングも重要。ワイラウ・ヴァレー、サザン・ヴァレーズ、アワテレ・ヴァレーの3サブリージョンに分かれる。
試験頻出ポイント
- 南島北東端・南緯42度に位置する国最大の産地で、2024年の栽培面積30,444ha・生産量は全体の約79%を占める
- 栽培面積の8割以上をソーヴィニヨン・ブランが占め、パッションフルーツやグアバ、カットグラス、ハーブ香のスタイルで国際的名声を確立
- ワイラウ・ヴァレー、サザン・ヴァレーズ、アワテレ・ヴァレーの3サブリージョンに分かれる(いずれもG.I.ではない)
- 1983年にケープ・メンテルのデイビッド・ホーネンが感銘を受けクラウディ・ベイ名義で1985年ヴィンテージを生産、世界的評価を得た
- 2018年にアペレーション・マールボロ・ワイン(AMW)が商標登録され、100%マールボロかつサステナブル認証畑・国内瓶詰めを保証
気候風土
クック海峡に面し、リッチモンド山脈とウィザー・ヒルズが悪天候や強風からブドウ畑を守る。日較差が大きく、晴天が多く乾燥し、豊富な日照と水はけのよい土壌に恵まれる。冷涼さを生かした伝統製法スパークリングも盛んである。
サブリージョン
ワイラウ・ヴァレーは古い河床の沖積土壌で石が多く水はけがよく、力強い果実風味とボディをもつ。サザン・ヴァレーズはより古く粘土を多く含む重い土壌でピノ・ノワールやアロマティック品種に適する。アワテレ・ヴァレーは最も冷涼・乾燥し、緑のハーブやトマトの葉、ミネラル感が豊かな個性を示す。
主なスタイル
ソーヴィニヨン・ブランが中心だが、2000年代以降は南アフリカやチリの追随で従来型スタイルの差別性が薄れ、地域性・熟度・土壌差を反映した個性化が進んだ。ピノ・ノワールも重要で、赤い果実味と丸みある柔らかな味わいが特徴。近年はギーゼンの脱アルコールワインなど低アルコール・低カロリーへの関心も高まる。
主要ブドウ品種
- ソーヴィニヨン・ブラン
- ピノ・ノワール
- ピノ・グリ
- シャルドネ
