トカイ(スロバキア)
Tokaj
スロヴァキア側トカイ独自の品質基準を維持。プットニョヴィ(3〜6プットニョヴィで残糖60〜150g/L以上)、最上位のトカイスカ・ヴィベロヴァ・エセンシア(180g/L以上)、辛口・甘口のサモロドネ(samorodné:suché=辛口/sladké=甘口)などに区分する。
トカイ地域はハンガリーのトカイと連続する南東部の国境地域で、トカイ全体の最も北側の約15%がスロヴァキア側にある。火山性土壌と、秋の昼夜の寒暖差から生じる霧が特徴で、貴腐甘口ワインが中心。認可品種はフルミント、リポヴィナ(=ハールシュレヴェリュ)、ムシュカート・ジュルティ(イエロー・マスカット)、ゼータ。1920年のトリアノン条約以降に呼称が長く協議され、2012年に欧州司法裁判所がハンガリー・スロヴァキア両国での呼称を認めた。
試験頻出ポイント
- トカイ全体の最も北側の15%がスロヴァキア側にある
- Tokajの名はスラブ語起源とされ、BodrogとTisaの2つの川の合流点を呼ぶ語stokajに由来する
- 認可品種はFurmint、Lipovina(Hárslevelű)、Muškát žltý(Yellow Muscat)、Zeta
- 2012年に欧州司法裁判所がハンガリー・スロヴァキア両国でのTokaj呼称を認めた
- 2013年のハンガリー側ワイン法変更により、スロヴァキア側が旧来の表記区分を維持している
気候風土
南東部、ハンガリーのTokajと連続する国境地域。火山性土壌と、秋の昼夜の寒暖差から生じる霧が特徴で、貴腐甘口ワインが中心となる。ブドウ栽培面積は約908ha。Tokajという村と山の名はスラブ語起源とされ、BodrogとTisaの2つの川の合流点を大まかに呼ぶ語stokajに由来する。
ワイン法
1920年のトリアノン条約でオーストリア・ハンガリー帝国からチェコスロバキア(現スロヴァキア)へ割譲されて以来、スロヴァキア側のTokaj呼称が長く協議され、2010年のEU採択を経て2012年に欧州司法裁判所が両国での呼称を認めた。品質区分はほぼハンガリーと同じ基準だったが、2013年にハンガリー側のワイン法が変更されたため、スロヴァキア側の方が旧来の表記区分を維持している。
品質基準
最上位はTokajská výberová esencia(残糖180g/L以上)で、Tokajský výberはプットニョヴィ(putňový)で3〜6に分かれ、3プットニョヴィ60g/L以上から6プットニョヴィ150g/L以上まで段階づけられる。辛口・甘口のTokajské samorodné(suché=辛口/sladké=甘口)もある。認可品種はFurmint、Lipovina(Hárslevelű)、Muškát žltý(Yellow Muscat)、Zeta。
主要ブドウ品種
- フルミント
- リポヴィナ
- ムシュカート・ジュルティ
