プリモルスカ
Primorska
P.G.I.(Deželno vino P.G.O.)の3地域の一つ。傘下にゴリシュカ・ブルダ、ヴィパヴスカ・ドリナ、カルスト、スロヴェンスカ・イストラの4つのP.D.O.区をもつ。
プリモルスカは北西のイタリア国境沿いとその南に続くアドリア海沿岸地域で、地中海性気候の土着品種の宝庫。スロヴェニアで最も温暖な地域で、近年は栽培面積でポドラヴィエを抜いて国内最大の産地となった。白ワインの多い国の中では珍しく赤品種も多く栽培され、ゴリシュカ・ブルダはイタリアのD.O.C.コッリオに連なる丘陵地帯としてオレンジワインでも名高い。
試験頻出ポイント
- 北西のイタリア国境沿いとその南に続くアドリア海沿岸地域で、土着品種の宝庫
- スロヴェニアで最も温暖な地域。近年は栽培面積でポドラヴィエを抜いて国内最大の産地となった
- 白ワインの多い国の中では珍しく、スロヴェンスカ・イストラやクラスでは赤品種が多く栽培される
- 傘下にゴリシュカ・ブルダ、ヴィパヴスカ・ドリナ、クラス、スロヴェンスカ・イストラの4つの統制保証原産地区をもつ
気候風土
北はアルプス、南西はアドリア海に接した地中海性気候の地域で、イタリアの影響を強く受ける。スロヴェニアで最も温暖な地域であり、白ワインが多い国の中では珍しくスロヴェンスカ・イストラ(1,850ha)やクラス(560ha)で赤品種が多く栽培される。
主要産地
ゴリシュカ・ブルダ(1,800ha)は隣接するイタリアのD.O.C.コッリオにつながる丘陵地帯で、スロヴェニアのトスカーナと呼ばれる。ヴィパヴスカ・ドリナ(2,100ha)には白の固有品種ゼレンがある。クラスは最も小さい地区で、赤土テラ・ロッサから生まれるレフォシュクがクラシュキ・テランとしてP.T.P.に指定される。アドリア海に面したスロヴェンスカ・イストラは国内で最も温暖な地区である。
品種
ゴリシュカ・ブルダとヴィパヴスカ・ドリナでは、レブラ(リボッラ・ジャッラ)、シヴィ・ピノ(ピノ・グリ)、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどが栽培される。スロヴェンスカ・イストラでは全ブドウの45%以上をレフォシュクが占め、白品種マルヴァジヤも30%以上を占めて同地を代表する。
主要ブドウ品種
- レブラ
- マルヴァジヤ
- レフォシュク
- シャルドネ
