ヴォー
Vaud
A.O.C.はLa Côte、Lavaux、Chablais、Côtes-de-Orbe、Bonvillars、Vully、Dézaley Grand Cru、Dézaley-Marsens Grand Cru、Calamin Grand Cru、Vaudの計10。Grand Cruは指定地のブドウ90%以上などの基準が設けられる。
レマン湖畔を中心に広がるスイス第2のワイン産地で、シャスラが生産量の約90%を占める。世界遺産に登録されたラヴォー地区の段々畑が有名で、太陽・湖の反射・土壌の熱という3つの太陽が宿るといわれる。デザレーやカラマンなどのGrand Cruを擁し、湖の影響と多様な土壌から多彩な味わいのシャスラを生む。スイスで開発されたガマレやガラノワールの栽培も増えている。
試験頻出ポイント
- スイス第2のワイン産地。シャスラが生産量の約90%を占める
- 11〜12世紀にベネディクト会・シトー会修道院が築いたラヴォー地区の段々畑の景観は、2007年にユネスコ世界文化遺産に認定された
- 約20年に1度開催されるLa Fête des Vigneronsはユネスコ無形文化遺産に認定されている
- A.O.C.は計10(La Côte、Lavaux、Chablais、Côtes-de-l’Orbe、Bonvillars、Vully、Dézaley Grand Cru、Dézaley-Marsens Grand Cru、Calamin Grand Cru、Vaud)
- スイスで開発された交配品種ガマレ、ガラノワールはこの州が発祥
気候風土
ジュラ山脈に守られるようにレマン湖を中心とし、北はヌーシャテル湖沿い、東はヴァレー州付近のBexまでブドウ畑が広がる。標高375〜700m、年間日照時間1,950時間、降水量1,130mm。多様な土壌と湖の影響を受け、多彩な味わいのシャスラを生み出す。
主要産地
産地は6地区に分かれる。La Côteはレマン湖沿い45kmになだらかな斜面が広がり、洗練されたシャスラを産する。ラヴォーはLausanneからVevey-Montreuxまでの30kmで、太陽・湖の反射・土壌の熱の「3つの太陽」が宿るといわれ、デザレーやカラマンのGrand Cruを擁する。Chablaisは三畳紀の石灰土壌でミネラル豊か。ほかにCôtes-de-l’Orbe、Bonvillars、Vullyがある。
A.O.C.と品質
Grand Cruはその生産地またはコミューン産ブドウ90%以上、Premier Grand Cruは100%指定区画産、最低栽培密度6,000本/ha、手摘みなどの基準が設けられる。州は毎年25項目の官能評価で高品質ワインにLauriers d’Or Terravinの称号を与え、最優秀ワインにLauriers de Platineを選ぶ。
品種
シャスラが圧倒的多数を占め、ほかにピノ・ノワール、ガメイが栽培される。スイスで開発されたガマレやガラノワールの栽培が増えている。赤・白・ロゼのほか、少量ながらVin Mousseuxや陰干しブドウから造る甘口Vin Douxも産出される。
主要ブドウ品種
- シャスラ
- ピノ・ノワール
- ガメイ
