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🇨🇭スイス

Schweiz/Suisse

連邦法のもと実質的な運用は各州に委ねられる。品質分類は糖度を基準にA.O.C.(仏)/K.U.B.(独)/D.O.C.(伊)、Vin de Pays、Vin de Tableの3カテゴリー。A.O.C.は全土で62あり、州名・地域名・ローカル名の3タイプに分けられる。

中央ヨーロッパ南部に位置し、国土の大半をアルプス山脈とジュラ山脈が占めるワイン産地。ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4言語圏を持ち、産地はフランス語圏のSuisse Romande、ドイツ語圏のDeutschschweiz、イタリア語圏のSvizzera Italianaに大別される。代表品種は白のシャスラ(フランス語圏ではファンダンの名で親しまれる)、赤のピノ・ノワール(ドイツ語圏ではブラウブルグンダー)、メルロ、ガメイ。プティ・アルヴィンヌやコルナランなどヴァレー州の土着品種、ラヴォーの段々畑など個性豊かなワインを産する。生産量の大半は国内で消費される。

試験頻出ポイント

  • ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4つの公用語を持ち、産地はフランス語圏Suisse Romande、ドイツ語圏Deutschschweiz、イタリア語圏Svizzera Italianaの3地域に大別される
  • 白の代表品種はシャスラ(白ブドウ栽培面積の約53%、ヴァレー州ではファンダンの名)、黒はピノ・ノワール(ドイツ語圏ではブラウブルグンダー、黒ブドウの約46%)とメルロ、ガメイ
  • 品質分類は糖度を基準に、A.O.C.(仏)/K.U.B.(独)/D.O.C.(伊)、Vin de Pays、Vin de Tableの3カテゴリー。A.O.C.は全土で62
  • スイス最大の産地はヴァレー、第2がヴォー。生産量の大半は国内で消費される
  • 連邦法のもと、実質的な法の運用は各州(カントン)に委ねられている

気候風土

ブドウ畑は北緯45〜47度、標高270〜1,100mに位置し、国土の大半を占めるアルプスの山々に守られるように広がる。気候は北からの寒帯性、南からの地中海性、西からの海洋性、東からの大陸性と変化に富み、土壌はジュラ紀・白亜紀の地層が中心。これらの異なる条件のもと、代表品種シャスラをはじめ各品種が産地ごとに豊かな個性を表現する。

主要産地

フランス語圏のSuisse Romandeにはヴァレー、ヴォー、ジュネーヴ、ヌーシャテルなど三湖地方が含まれ、スイス全体の生産量の約80%を占める。ドイツ語圏Deutschschweizは全19州からなり、チューリッヒやグラウビュンデンなどでブラウブルグンダーを主体とする。イタリア語圏Svizzera Italianaはティチーノを中心にメルロの赤が造られる。

主なスタイル

シャスラの辛口白、ピノ・ノワールやメルロの赤、ピノ・ノワールから造るロゼ(ウイユ・ド・ペルドリ)が主流。ヴァレーでは赤のドールや氷河のワインVin des Glaciers、遅摘みブドウからの貴腐ワインなど伝統的スタイルも産する。近年はカビ性の病気に強いPIWI(耐真菌性)品種の生産も増えている。

品種

ブドウは希少品種を含め252品種あり、うち168品種がA.O.C.に認定されている。白はシャスラ、ミュラー・トゥルガウ、シャルドネ、シルヴァネール、黒はピノ・ノワール、メルロ、ガメイが上位。ガマレ、ガラノワール、ディオリノワールはスイスで生まれた交配品種で、フランス語圏を中心に栽培が増えている。

主要ブドウ品種

  • シャスラ
  • ピノ・ノワール
  • メルロ
  • ガメイ
  • プティ・アルヴィンヌ
  • シルヴァネール

産地(地方)(7)