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コロンビア・ヴァレー

Columbia Valley

コロンビア・ヴァレーA.V.A.はワシントン州最大の広域A.V.A.で、Yakima Valley、Walla Walla Valley、Red Mountainなど多くのサブA.V.A.を内包する。

コロンビア・ヴァレーはワシントン州の中核産地で、カスケード山脈のレイン・シャドー(雨陰)にあるため非常に乾燥し風が強く寒暖差の大きい大陸性気候。年間降雨量は約203mmと少なく灌漑が必須。砂質土壌と乾燥した気候によりフィロキセラが生息できず、多くのブドウ樹が自根で栽培される。リースリング、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロが主要品種。

試験頻出ポイント

  • ワシントン州の中核産地。カスケード山脈のレイン・シャドーにあり、乾燥・強風・寒暖差の大きい大陸性気候。
  • 年間降雨量は約150〜200mmと少なく灌漑が必須。州のワイン用ブドウ生産量の90%を占める広域A.V.A.。
  • 砂質土壌と乾燥した気候によりフィロキセラが生息できず、多くのブドウ樹が自根で栽培される。
  • リースリング、メルロ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンが主要品種。
  • Yakima Valley、Walla Walla Valley、Red Mountainなど14のサブリージョンを内包する。

気候風土

太平洋から吹く湿った風がカスケード山脈にぶつかって雨を落とし、乾燥した風が内陸に吹き込む(レイン・シャドー効果)。7〜8月の平均気温はボルドーより高いが、9〜10月はブルゴーニュとほぼ同じまで冷え込み、生育期間を通じて昼夜の気温差は15℃以上ある。冬の厳しい寒さと砂質の土壌、乾燥した気候のためフィロキセラが生息できず、ほとんどのブドウ樹が自根で栽培される。

土壌

約1万5千年前のミズーラ氷河湖決壊による大洪水で膨大な水や土砂が流れ込み、両岸の断崖には様々な土壌が何層にも重なる。ヴァレー内に多くみられる玄武岩の母岩もこの大洪水で運ばれてきたもので、ワインにミネラル感をもたらすとされる。多くのヴァレーや丘陵が様々なメゾ・クライメットやマイクロ・クライメットをもつ14のサブリージョンを形成する。

主要産地・AVA

最大のサブ・アペレーションYakima Valley A.V.A.には州の畑の約3分の1があり、内部にRed Mountainなど5つのサブA.V.A.をもつ。Red Mountainは高品質カベルネ・ソーヴィニヨン、Walla Walla Valley(3分の1はオレゴン州側)は世界的に評価の高いシラーで知られる。カスケード山脈寄りで冷涼なAncient Lakes of Columbia Valleyはリースリングとシャルドネの白ワイン産地。

主要ブドウ品種

  • カベルネ・ソーヴィニヨン
  • メルロ
  • リースリング
  • シャルドネ