フィンガー・レイクス
Finger Lakes
フィンガー・レイクスA.V.A.にはSeneca Lake A.V.A.とCayuga Lake A.V.A.の2つのサブリージョンがある。主要品種はリースリング、シャルドネ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワールなど。
フィンガー・レイクスはニューヨーク州の高品質ワイン拠点で、氷河が削った細長い湖群の保温効果が冬の厳しい寒さや霜害を緩和する。コンスタンティン・フランク博士がヴィティス・ヴィニフェラ栽培を確立して以降発展し、リースリングを中心に、辛口スパークリングやアイスワイン、レイトハーベストワインも高く評価される。
試験頻出ポイント
- ニューヨーク州の高品質ワイン拠点。氷河が削った細長い湖群の保温効果(レイク・エフェクト)が厳しい寒さや霜害を緩和する。
- コンスタンティン・フランク博士が1958年にヴィティス・ヴィニフェラ栽培を確立して以降発展した。
- リースリングを中心に、辛口スパークリングやアイスワイン、レイトハーベストワインも高く評価される。
- 主要品種はリースリング、シャルドネ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワールなど。約140のワイナリーがある。
- Seneca Lake A.V.A.とCayuga Lake A.V.A.の2つのサブリージョンがある。
気候風土
オンタリオ湖に近い州中央部にあり、その名の通り指のように細長い11の氷河湖がある。これらの湖は氷河期に削り取られた土地に水がたまってできたため細長く水深が深い。緯度の高い内陸に位置するが、湖という大きな水の存在により厳しい寒さや気温の変動が緩和され霜害も起こりにくくなるレイク・エフェクトにより、ブドウ栽培に適した穏やかな微気候が保たれる。
歴史
1850年代にラブルスカ種が栽培され、コンコード種がジュースや生食用として定着した。1958年にコンスタンティン・フランク博士がキューカ・レイクの南西向き斜面にリースリング、シャルドネ、ピノ・ノワールを含むヴィティス・ヴィニフェラ種を植えたときからこの地域に大きな変革が起こり、フィンガー・レイクスはニューヨーク州における高品質ワインの生産拠点となった。彼のワイナリーには耐寒性の高いジョージア原産のサペラヴィやルカツィテリも植えられている。
主要産地・AVA
Seneca Lake A.V.A.は地区最大の氷河湖で水深も最大約180mと最も深く、大きな水量と安定した温度が気候緩和に貢献し、頁岩主体の土壌をもつ。Cayuga Lake A.V.A.は湖面が海抜約110mとやや標高が低いためやや温暖で、ヴィニフェラ種の栽培に適する。多くの畑は水はけと日当たりの良い湖の西側斜面にある。
主要ブドウ品種
- リースリング
- シャルドネ
