ナパ・ヴァレー
Napa Valley
ナパ・ヴァレーA.V.A.内には17のサブリージョン(Nested A.V.A.)があり、Stags Leap District、Oakville、Rutherford、Howell Mountainなどが著名。1968年にアメリカ初の農業用地保護法(Agricultural Preserve)を成立させ畑を保護してきた。
ナパ・ヴァレーはアメリカで最も著名な高級ワイン産地で、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培面積の約半分を占める。南端のカーネロスはサン・パブロ湾からの冷気で冷涼、北上するほど温暖になる。ブドウ栽培面積は約18,500haと小規模だが品質はトップクラス。1976年のパリ・テイスティングで赤白とも1位を獲得し名声を高めた。
試験頻出ポイント
- アメリカで最も著名な高級ワイン産地。主要品種のカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培面積の約50%を占める。
- ブドウ栽培面積は約18,500haと小規模で、生産量はカリフォルニア全体の約4%。約550のワイナリーの約9割が家族経営。
- 1976年のパリ・テイスティングで赤白とも1位(白:シャトー・モンテレーナ、赤:スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ)を獲得。
- A.V.A.内に17のサブリージョン(Nested A.V.A.)。Stags Leap District、Oakville、Rutherford、Howell Mountainなどが著名。
- 1968年にアメリカ初の農業用地保護法(Agricultural Preserve)を成立させ、希少なブドウ畑を保護してきた。
主要産地・AVA
ナパ・ヴァレーA.V.A.内には17のサブリージョン(Nested A.V.A.)がある。南端のCarnerosが最も海の影響が強く冷涼で、Coombsville、Oak Knoll District、Yountvilleあたりまでは比較的冷涼。北上するほど海の影響が弱まり気温が上昇し、St. HelenaやCalistogaは最も暑い地区の1つとなる。ヴァカ山脈側のHowell Mountainやマヤカマス山脈側のMount Veeder、Spring Mountainなど標高の高い山岳A.V.A.からは長期熟成型のワインが生まれる。
土壌
ナパ・ヴァレーの土壌は主要な3つの基盤岩(グレート・ヴァレー・シークエンス、フランシスカン・メランジュ、ナパまたはソノマの火山群)の上に形成されている。火山性土壌、海洋性土壌、堆積土壌などを含む30以上の異なった土壌体系と100種以上の土壌がパッチワークのように存在する。
歴史
ナパ・ヴァレーのパイオニア、ハミルトン・ウォーカー・クラブが1868年にオークヴィル西側にTo Kalon Vineyardをひらき約400品種を試験栽培した。1966年にロバート・モンダヴィがオークヴィルにワイナリーを設立し近代化を牽引。1978年にはモンダヴィとムートン・ロッチルドの合弁でOpus Oneが誕生した。1983年に発見された新種フィロキセラ(バイオタイプB)により多くの畑が植え替えを迫られたが、テロワールに適した再選択が品質向上にもつながった。
主要ブドウ品種
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- シャルドネ
- メルロ
