ウィラメット・ヴァレー
Willamette Valley
ウィラメット・ヴァレーA.V.A.はオレゴンを代表する産地。オレゴンはA.V.A.・カウンティ表示に当該産地ブドウ95%以上などの州独自基準を設けている。
ウィラメット・ヴァレーはオレゴン州最北の冷涼産地で、緯度が高く穏やかな海洋性気候に恵まれる。高品質なピノ・ノワールを生む理想的な環境として世界的に注目され、オレゴンの栽培面積の約60%をピノ・ノワールが占める。霜害を避けるため斜面上部に畑が植えられ、ピノ・グリやシャルドネも造られる。
試験頻出ポイント
- オレゴン州最北の冷涼産地。緯度が高く穏やかな海洋性気候に恵まれる。
- 高品質なピノ・ノワールを生む理想的環境として世界的に注目され、栽培面積の約70%をピノ・ノワールが占める。
- 霜害を避けるため斜面上部に畑が植えられ、ピノ・グリやシャルドネも造られる。
- Jory Loam、Willakenzie、Laurelwoodの3つの土壌体系が存在する。
- オレゴンはA.V.A.・カウンティ表記に当該産地ブドウ95%以上など、全米で最も厳しいラベル表示法をもつ。
気候風土
海岸山脈とカスケード山脈に挟まれ、ウィラメット川に沿った南北240km、東西97kmの大きなA.V.A.。海岸山脈のレイン・シャドーとなるため生育期間中の降雨量は少なく、太平洋からの冷たい空気と緯度の高さからオレゴン州で最も冷涼な気候となり、夏の日中が30℃を超えることはほとんどない。夕方から夜間の冷たい海風がフレッシュな酸を形成する。
土壌
約1万5千年前のミズーラ氷河湖決壊による大洪水の影響は標高90mより上には及ばなかったため、土壌は多様で主に3体系に分けられる。Jory Loamは赤みを帯びた火山性土壌で表土が深く、ダンディー・ヒルズなどに多い。Willakenzieは隆起した海洋性堆積土壌でヤムヒル・カールトンなどに多い。Laurelwoodは玄武岩由来の細かいレス質が堆積したシルト・レス質土壌。
主要産地・AVA
ヴァレー北部に高品質ピノ・ノワールの産地が集中する。1965年にデヴィッド・レットが最初のピノ・ノワールを植えたDundee Hills A.V.A.はジョリー・ロームの赤い火山性土壌で知られる。Chehalem Mountains、Ribbon Ridge、Eola-Amity Hills、Yamhill-Carlton Districtなどもピノ・ノワールの銘醸地。ブルゴーニュのジョセフ・ドルーアン社やルイ・ジャドも進出している。
主要ブドウ品種
- ピノ・ノワール
- ピノ・グリ
- シャルドネ
