トライゼンタール
Traisental
トライゼンタールD.A.C.(2006年認定)。グリューナー・ヴェルトリーナーとリースリングの辛口で、Gebietswein・Ortswein・Riedenweinの3段階をもつ。
トライゼンタールはドナウ川南岸、トライゼン川の流域に広がるニーダーエスターライヒの小さな産地で、クレムスタールの南に隣接する。石灰質の礫を含む土壌が特徴で、ミネラル感とスパイスを備えたグリューナー・ヴェルトリーナーと、引き締まったリースリングを生む。クレムスタール・カンプタールと並ぶドナウ系白ワインの一角。
重要ポイント
- ニーダーエステライヒ最小級の産地だが、土壌が他と大きく異なる
- アルプスからトライゼン川が運んだ石灰岩・ドロマイトの礫が特徴
- トライゼン川西側は石灰の礫岩、東側はシルト・砂・レスが多い
- グリューナー・ヴェルトリーナーが約62%。D.A.C.は2006年ヴィンテージから白・辛口
気候風土・土壌
小さな産地だが土壌的には他と大きく異なり、1600万年以上前にアルプス山脈からトライゼン川によって運ばれた石灰岩やドロマイトの礫を特徴とする。特にトライゼン川西側には石灰の礫岩が見られ、東側はシルト、砂、レスが多い。
品種・スタイル
グリューナー・ヴェルトリーナーが約62%を占める。特にトライゼン川西側のワインは、くっきりした強めの硬い酸を軸とする引き締まった味わいで、エッジの効いたメリハリ感を特徴とする。リースリングではこの性格がさらに顕著になり、典型的なリースリングと石灰の組み合わせの味わいを示す。
ワイン法・格付け
トライゼンタールD.A.C.(2006年ヴィンテージから白・辛口)。品種はグリューナー・ヴェルトリーナーとリースリング。最低アルコールはGebietswein11.5%、Ortswein12%、Riedenwein12.5%、レゼルヴェ13%。貴腐の風味や樽香があってはならない。
主要ブドウ品種
- グリューナー・ヴェルトリーナー
- リースリング