ヘレス
Jerez-Xérès-Sherry
D.O.(Jerez-Xérès-Sherry y Manzanilla-Sanlúcar de Barrameda)。シェリー固有の表記が認められる例外的D.O.。
ヘレス(Jerez-Xérès-Sherry y Manzanilla-Sanlúcar de Barrameda)はパロミノを主体とする酒精強化ワイン、シェリーの産地。アルバリサ土壌のもと、生物学的熟成のフィノ・マンサニーリャ、酸化熟成のオロロソ、両者を経るアモンティリャードやパロ・コルタード、ペドロ・ヒメネス等の甘口まで多様なタイプを生む。クリアデラ・イ・ソレラのシステムで熟成し、年間のサカは40%以下に制限される。アルコール度数はフィノ15〜17%、オロロソ17〜22%が目安。
試験頻出ポイント
- パロミノを主体とする酒精強化ワイン、シェリーの産地。栽培の約95%がパロミノ
- アルバリサと呼ばれる石灰分の多い白い土壌が重要
- クリアデラ・イ・ソレラのシステムで熟成し、年間のサカは40%以下に制限
- タイプはフィノ・マンサニーリャ(生物学的熟成)、オロロソ(酸化熟成)、両者を経るアモンティリャード・パロ・コルタード、甘口のペドロ・ヒメネス等
土壌・気候
アルバリサと呼ばれる石灰分の多い白い土壌が、水分を保ち日射を反射してパロミノを育む。認定品種はすべて白で、パロミノ(リスタン)、モスカテル、ペドロ・ヒメネスなど。栽培面積の約95%をパロミノが占める。
ワイン法・熟成
正式名称はヘレス・ケレス・シェリー・イ・マンサニーリャ・サンルーカル・デ・バラメーダで、シェリー固有の表記が認められる例外的D.O.。600Lの古いアメリカンオーク樽に約500Lを満たし、クリアデラ・イ・ソレラ(ソレラ・システム)で熟成する。年間のサカ(抜き取り)は40%以下に制限される。
主なスタイル
産膜酵母フロールの下で生物学的熟成するフィノ(15〜17%)とマンサニーリャ。酸化熟成のオロロソ(17〜22%)。フロールが消えた後に酸化熟成へ移るアモンティリャードやパロ・コルタード。さらにペドロ・ヒメネスやモスカテルの極甘口(ビノ・ドゥルセ・ナトゥラル)まで多彩。
主要ブドウ品種
- パロミノ
- ペドロ・ヒメネス
- モスカテル
