ピエモンテ州
Piemonte
D.O.C.G.(バローロ、バルバレスコ、ガッティナーラ、ガヴィ、ロエーロ等)/D.O.C./I.G.T.
「山のふもと」を意味し、アルプスの南に広がる北西部の州。トスカーナと並ぶ高級ワイン産地で、ネッビオーロから長期熟成型の赤バローロ・バルバレスコを生む。バルベーラ、ドルチェット、アルネイス、コルテーゼ(ガヴィ)、エルバルーチェなど土着品種の単一品種ワインが多く、単一畑文化が根付く。ランゲ・ロエーロ・モンフェッラートの葡萄畑景観は世界文化遺産。
試験頻出ポイント
- シチリアに次ぐ大きさの州。D.O.P.比率は生産量の約95%と高い
- カヴール伯爵がフランスのルイ・ウダールを招き、甘口だったバローロを長期熟成辛口赤に変えた
- ネッビオーロは霧Nebbia由来。北ピエモンテではSpanna、ヴァルテッリーナではChiavennascaと呼ぶ
- 2014年「ピエモンテの葡萄畑の景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」が世界文化遺産登録
- スローフード運動発祥の地。ポッレンツォに味覚大学
気候風土
温帯・亜寒帯の大陸性気候で、冬は寒く深い霧、夏は暑く湿気と嵐があり、雨は春秋に集中する。丘陵地帯はカナヴェーゼ・ランゲ・ロエーロ・モンフェッラート・コッリ・トルトネージに分かれる。
品種
黒はNebbiolo・Barbera・Dolcetto・Brachetto・Grignolino。白はCortese・Arneis・Moscato Bianco(モスカート・ディ・カネッリ)に加え、トルトーナ周辺でフィロキセラ後に復活したTimorassoが注目される。
料理
Bagna Cauda、卵黄の多い手打ち細麺Tajarin、Vitello Tonnato、Brasatoなど。アルバの白トリュフ(Tartufo Bianco d Alba)が名高く、Castelmagno・Gorgonzolaなどのチーズも生む。
主要ブドウ品種
- ネッビオーロ
- バルベーラ
- ドルチェット
- コルテーゼ
- アルネイス
サブ地区・アペラシオン(8)
- バローロD.O.C.G.(1980年認定、ネッビオーロ100%)
- バルバレスコD.O.C.G.(1980年認定、ネッビオーロ)
- アスティ/モスカート・ダスティD.O.C.G. Asti(モスカート・ビアンコ)
- バルベーラ・ダスティD.O.C.G. Barbera d Asti(バルベーラ主体)
- ガッティナーラD.O.C.G.(1991年認定、ネッビオーロ=スパンナ90%以上)
- ロエロD.O.C.G.(赤=ネッビオーロ、白=アルネイス)
- ガヴィD.O.C.G. Gavi/Cortese di Gavi(コルテーゼ)
- ブラケット・ダックイD.O.C.G. Brachetto d Acqui/Acqui(ブラケット)
