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🇵🇹ポルトガル

Portugal

EUワイン法に準拠し、D.O.P.(=D.O.C.)/I.G.P.(=Vinho Regional, V.R.)/Vinho の3階層。D.O.C.はテイスティング等の公式認定を要する。Reserva は法定最低アルコール度数より0.5%以上高いなどの条件を満たす表記。ドウロは1756年にポルトとして世界初の原産地呼称管理法が成立した。

イベリア半島西端の国。250種を超える固有品種と多様なテロワールが特徴で、1ha当たりの固有品種数は世界最多級とされる。北部のヴィーニョ・ヴェルデ、ドウロ(ポート)、ダン、中部のバイラーダやリスボア、南部のアレンテージョ、諸島のマデイラまで個性豊か。ポート、マデイラは酒精強化ワインの世界的名声を誇り、コルクの世界生産の約半分を担う。色別は赤が約6割を占める。

試験頻出ポイント

  • イベリア半島西端、国土約92,000km2。250種を超える固有品種を持ち、1ha当たりの固有品種数は世界最多とされる
  • ポートとマデイラは、スペインのシェリーとともに世界三大酒精強化ワイン
  • 色別はおおむね赤59.7%、白33.6%、ロゼ6.7%。赤が約6割を占める
  • ワイン法はD.O.P.(=D.O.C.)/I.G.P.(=Vinho Regional)/Vinho の3階層
  • 世界のコルクの約半分を生産。コルクは主要輸出製品の一つ

歴史

紀元前600〜500年頃にフェニキア人が始め、ローマ帝国時代に広がった。1143年のサモラ条約でポルトガル王国が成立し、すでに英国へワインを輸出していた。1703年のメシュエン条約で英国向け輸出が拡大しPortoは英国のワインと呼ばれた。1986年のEEC加盟以降、投資により品質が急速に向上した。

気候風土

南北約560km、東西約160kmの小国ながら多彩な気候と土壌を持つ。沿岸部は大西洋の影響を強く受け、Porto北部の山沿いでは年降水量2,000mmに達する一方、内陸ワイン産地では500mmを下回る。北部と内陸は片岩や花崗岩が主体、南部と海岸では石灰質・粘土・砂が多い。

ワイン法

Douroはワイン生産地として1754年、Portoとしては1756年に世界で初めての原産地呼称管理法が成立した。D.O.C.は最大収穫量や推奨・認可品種の基準があり、テイスティングなど公式認定の通過を要する。Reservaは地域の法定最低アルコール度数より0.5%以上高く、官能検査を通過するなどの条件を満たした伝統的表記。

品種

黒の栽培面積はAragonez(=Tinta Roriz/Tempranillo)が最大で、Touriga Franca、Touriga Nacionalが続く。白はFernao Pires(=Maria Gomes)が最大で、Arinto、Loureiroが続く。多品種ブレンドの伝統がある一方、BairradaのBaga、Vinho VerdeのAlvarinhoのように単一品種で造る例もある。

主要ブドウ品種

  • トウリガ・ナショナル
  • トウリガ・フランカ
  • ティンタ・ロリス
  • アリント
  • アルヴァリーニョ
  • バガ
  • フェルナン・ピレシュ

産地(地方)(10)